リハビリを根気よく続けることが頚椎ヘルニアの症状改善に効果的です
頚椎ヘルニアを発症したら、なにはともあれ、痛みを軽減する治療が行われます。これは、神経ブロックなどの投薬と、安静を組み合わせる野が一般的ですが、ここでしっかりと身体を休め、痛みを取り除いくことが、今後の回復・改善につながっていきます。決して無茶をして動いたりせずに、医師の指導に従うようにしてください。
さて、無事に痛みの峠を通り越せたなら、いよいよリハビリテーション(リハビリ)の開始です。リハビリは投薬による痛みのコントロールや、コルセットなどの装具を首に巻いて首にかかる負担を軽減する療法などが含まれる、つまり手術以外の治療法である「保存療法」に分類されるものです。この主たる目的は安静期に衰えてしまった筋肉を回復し、さらに新しい筋肉を補完していくこととなります。リハビリにはいくつかの種類がありますが、以下に一部を紹介していきたいと思います。
まずは牽引療法です。これは別項でもご紹介しましたが、器具を使って頚椎を伸ばしたり緩めたりすることを繰り返して実施するもので、これによって、筋肉の緊張を緩ませ、痛みやしびれを軽減することができるということです。また、温熱療法もよく取り入れられるリハビリのひとつです。これは、身体を温めることにより血行を促進させる療法です。お風呂に入ったときのことを思い出していただければわかるように、体が温まると筋肉の緊張がほぐれ、痛みが軽減していきます。ストレッチや軽い運動は、まさに「リハビリをしている」感覚を実感できる療法ではないでしょうか。まずは軽い寝返りを行うところから始まり、徐々に首や肩を伸ばしたり、ひねったりと色々な動きを行っていきます。しっかりと医師の指導を受け、無理のない範囲ではじめて、少しでも違和感を感じたらすぐに中止することが大切です。そのほかにも、低周波治療器を利用した電気刺激的なリハビリを指導されることもあります。
どんなリハビリを指導されたとしても、大切なのは3点です。まずは医師の指導をしっかりと理解すること。2番目は決して無理をしないこと。早く治したいからと言って勝手に負荷を大きくしたりすると逆効果になることもあります。最後は、時間をかけてじっくりと取り組むこと。焦りは禁物です。しっかりと、じっくりとリハビリを行い、もとの痛みのない身体を取り戻し、再発防止を心がけてください。