頚椎ヘルニアの痛みをやわらげるための軽い体操を教えます

頚椎ヘルニアの症状を軽減するのに効果的な体操やストレッチをご紹介する前に、お願いする点がいくつかありますので、かならず守ってください。まず、担当医師に「動かしてよいか」「ストレッチをしても良いか」などの確認を取ってください。リハビリ治療を行っているような場合であれば、ストレッチくらい・・・と考えがちですが、素人判断は禁物です。念には念を入れて相談や確認をしてください。次に、痛みがあるときは決して行わないでください。痛みがあるときは必ず、幹部を冷やして安静にするなどして、痛みが取れてから動かすようにお願いします。また、途中で痛みや違和感を感じたら、ただちに中止して医師に相談をしてください。

さて、確認事項がすんだところで、体操やストレッチをご紹介しましょう。まずは一番簡単な方法です。姿勢を正しくしてすわり、額に両手を当てます。そして、この手に額を強く押し付けましょう。これだけです。ゆっくりと数度繰り返してみると、首にぐっと力が入っているのが分かると思います。この体操をすることによって、首の筋肉が鍛えられ、症状の改善を行うことができるというわけです。次は、首をぐるりと回すストレッチです。やはりまっすぐ座り、ゆっくりと大きく前後に頭を動かします。次に、大きく左右に動かします。さらに、限界まで右を向く、次は左を向く、という動きをします。最後はぐるりと1回転回して終了です。これを5回ほど繰り返すと良いでしょう。また、全身の運動としては、ウォーキングなども効果的であるといわれています。これは頚椎ヘルニアに限ったことではなく、全身運動としても大変よいものですし、なによりも基礎体力がつくこと、そして血行がよくなるなど、いいことがたくさんあります。無理のない範囲で行ってもらいたい良質な運動であると思います。

体操やストレッチを行う場合、入浴中や入浴後といった血行がいい時間を選ぶと大変効果的です。また、入眠前のリラクゼーションの一環としてストレッチを行っても良いと思います。

いずれの場合でも、患部の周りの筋肉を鍛えることが、頚椎ヘルニアの症状を軽減するために重要であると私は考えています。したがって、上記のお願い事をしっかりと守っていただいた上で、積極的に「軽い」運動を行うように心がけてください。しかしながら、やりすぎはまた禁物です。「軽い」運動であるという範疇を超えないよう注意してください。


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